さて、今回は「義務感」を「好き」に変える仕事のやり方についてお話します。
僕みたいに、仕事を義務感でやってしまっていた、つまり仕事はやるべきものだからやると思って仕事をしている人に届けたいです。
この「やらなければいけない」という状態が続くと、要は責任感だけで仕事をしている状態であるため、めちゃくちゃ精神的にきつくなります。
僕がまさにそんな状態になりました。しかし、「サラリーマン合気道」という本を読んで、「義務感」ではなく「好き」でやっている状態を作り出すことができました。
その仕事術をお話しした上で、最後は、僕自身が今挑戦していることや夢を語ります。
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Contents
【クリエイターの仕事術】「義務感」を「好き」に変える仕事のやり方
どんな仕事でも楽しくできる僕が考えた秘訣です。
言葉を言い換えるなら、「全ての仕事に愛着を持つには」という話をします。
このやり方は、「サラリーマン合気道」という箭内道彦さんという博報堂の有名なクリエイターさんの仕事術を取り入れています。
愛着を持てるキャッチコピーをつける
まず、前提として仕事は誰でも選べるものと選べないもの(やらなければいけないもの)があります。
つまり、選択できる範囲ってその人のポジションによって決まっています。
もちろん個人でやっている僕のブログだったら、自分で全てどうするか選択することができます。
しかし、会社に属すると与えられた仕事、もしくは自分で生み出した仕事に対して、自分のできる範囲で成果を出すのが基本です。
自分のできる範囲全てに対して、どうやって愛着をもてば良いのか。
そもそも仕事をしていると、自分のできる範囲が限られている割には、大変なことや問題がたくさん起こります。
特に企画推進は、毎日のようにこの大変なことや問題が湧いてきて一時期精神的にしんどくなることが多々ありました。
この精神的にしんどくなる原因は、問題が目に入りすぎてやりたくないことを義務感でやるようになるからです。
仕事に対して義務感でやるようになると、毎日の仕事は絶対にしんどくなります。僕は長い期間、仕事を義務的に自分の強い責任感によって仕事に取り組んでいたので、だんだん仕事が辛くなってしまう時がありました。
そんな時、サラリーマン合気道の本を読みました。
合気道は、脱力をし、相手の呼吸に合わせて受け身を取る武術です。
そして、箭内道彦さんの仕事一つ一つを愛する術がたくさん書かれています。
僕も、どんなに大変なことがあっても愛着や愛情が持てるようにしたいと思い、自分なりにアレンジして仕事に愛着を持てる方法を考えました。(サラリーマン合気道に書かれているやり方は正直自分にしっくりこなかったが、考え方はめちゃくちゃ共感した)
そのヒントが、可愛い犬を飼う感覚です。
昔、実家でジャスミンっていう名前の可愛い犬を飼っていたんです。犬種はシェルティーです。
ジャスミンを飼ってから、家族で毎日散歩に連れて行きご飯をあげたりを当然したし、しつけもしました。当たり前ですが、1日も欠かさず責任持って可愛がりました。
その責任をもてた理由は、家族だから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、やっぱりジャスミンに対して愛着を持っているし、愛情を持っているからです。
同じように、一つ一つの仕事に対しても愛着や愛情を持って仕事をすることで、どんな大変なことがあっても「こいつはこんな可愛いところがあるからな。しょうがないから世話してやるか」となれます。どんなに大変でも、愛おしく思えるんです。
僕は、何かタスクに取り掛かる時、愛着を持てるかがすごく大きな指標となっています。
そのために、どんなに面倒な仕事でも必死に好きになれるポイントを探し、いつも好きな点を捉えたキャッチコピーをオリジナルでつけて仕事をするようにしました。
そうすることで、仕事に対してもっと質を高めたいという感情や、大変なことがあっても可愛いやつだなという愛情が湧いてきます。
仕事の大小かかわらず、その仕事の好きなところを必死に探し、キャッチコピーと名前をつける。そうするとどんなめんどくさい仕事も愛情をもって楽しく仕事ができました。
例えば、プレゼン資料を作るとします。
そして、まずはこのプレゼン資料を作る上で自分が一番好きになれそうなポイントを探します。僕がよくやるのは、この仕事をすることで誰にどんな幸せを提供できるかという観点で考えます。
他者貢献が好きな人は、間違いなくどんな幸せを提供できるかが明確になれば、そこが好きなポイントになるはずです。
そして、キャッチコピーをつけます。例えば、「〜を救いたい」とか、「〜を変える戦い」とか自分が愛着を持ちやすいキャッチコピーをつけましょう。
僕がよく、「〜から〜へ(変化)」、「〜ができる(可能性)」、「〜のような〜(たとえ)」この3つのテンプレートからアレンジしてキャッチコピーをつけるようにしています。
とにかく、ここで重要なことは、キャッチコピーをつけるために、自分が好きになれるポイントを必死に探す行為です。
そうすると、2つ良いことが出てきます。
- そのプロジェクトで面倒なことや問題が起きたとしても、あーまたうちのジャスミン(僕の犬の名前)がやらかしたかーという感覚で愛着を持って取り組める
- キャッチコピーをつけたら、他の人にこのプロジェクトの好きなところや想いをすぐに話すことができ、企画が通りやすくなる
キャッチコピーの名前は、基本自分だけで完結させますが、もしそのプロジェクトについての会議や雑談で話題にあがった時に、すぐに好きなところを話せると人の心は動きやすいものです。
また、一つ一つに愛着を持つと、仕事の優先順位がつけられなくなり、時間が足りなくなることがあります。
僕はそれでも良いと思っています。
優先順位の高いものからやると、優先順位の低いものに愛着を持てなくなるので。
とはいえ、会社では優先順位をつけて取り組んでいます。自分の中では優先順位をつけずに、一つ一つに愛着を持って仕事をしているということです。
そうすると、土日も働きたくなって、もしかしたら月曜が待ち遠しくなるかもしれません。
サラリーマンとしてやっている仕事はいくらでも挑戦の材料にすることができる
さて、僕が今まさに愛着を持って大きな仕事として挑戦しているのは大きくこの3つです。
- ラジオを始めとした企画作成
- ブログやラジオでの発信
- 本業の仕事である教育体験の企画推進
この3つは、本業と副業どちらも含まれていますが、全て僕が今後挑戦していきたいことの種まきであり、情熱を注いで毎日取り組んでいるものです。
僕が挑戦していきたいこととは、0→1で人を幸せにする場や体験をプロデュースできる仕事をすることです。
そのために、毎週2冊以上の本を読んで、企画を考え文章を書き、データサイエンスの勉強をして、インプットしたものはラジオで話し、ブログに書く。
データサイエンスは関係ないように感じますが、完全に僕の趣味でもあり、必ずどこかに生かされていると思っています。
ここでとにかく重要なポイントは、インプットです。
クリエイティブな仕事であるほど、インプットの量を増やさないとアウトプットし続けることができません。
毎日インプットとアウトプットの量について言うなら、普通の社会人の何倍も実践しているでしょう。
本業では教育の学習体験をどうする毎日頭を悩ませていますが、やっぱり何か企画を考え、推進していくことそのものが大好きです。ラジオ、YouTube、ブログなどの発信を続けることができるのも好きだからやってます。
今後は、レストラン、遊び場、インテリア、内装。こういったこともプロデュースできるようになりたい。
サラリーマンって本当に挑戦することに限界がないと思うんです。いくらでも本業や副業、プライベートのどんどん垣根を無くし、サラリーマンとして仕事しているものをいくらでも生かすことができるはずです。
僕みたいに企画を考え、推進することを仕事にしているサラリーマンは特にプライベートの中でも何かプロデュースをするという観点を持ってみると、全ての仕事が楽しくなるはずです。しかも、それはいくらでもお金になる可能性を持っています。
そのための自分が話したい、材料となるインプットはたくさんしましょう。
良質なインプットをしたければ、圧倒的に本がおすすめです。
本を読みながら、自然とアイデアが湧き上がります。
少なくとも自分がアウトプットしている時間の倍はインプットの時間に使った方が良いです。
最後に:時間が貴重すぎて結婚する暇すらない
インプットとアウトプットを繰り返すと、自分の時間がすごく大切になります。飲み会で時間を無駄にすることができないし、人に会うこと自体すごく慎重になっています。
現在30歳。結婚もしていないし、お付き合いしている人もいないし、30歳になると周りはどんどん結婚して、子供が生まれて、家庭を持っている人が多いです。友達がすごく少ないので、サンプルは少ないですけどね。笑
でも、今は1分1秒でも新しいものを生み出し、プロダクトを育てるための思考を続け、思考したものをアウトプットし、アイデアを得るために一冊でも多く本を読みたいです。
そして、いつか幸せになる場をたくさん作れるようになります。
そう生きるんだと決めたので、僕は自分の時間を大切にし、信念を貫いています。
特に今関心を持っているのは、ラジオです。
最近始めた、焚き火トークラジオを育てることに関心があります。
この焚き火トークラジオが火種となって、もっと大きな挑戦へと繋げます。
そんな挑戦を続けるという覚悟を話して、今日の話はこのくらいにします。
- どんな仕事も楽しくなる秘訣は、愛着が持てるポイントを探しキャッチコピーをつける