今回、DIVE INTO CODE(ダイブ イントゥ コード)の創業者である野呂浩良氏を徹底取材させて頂きました!
取材にあたって、DIVE INTO CODE(ダイブ イントゥ コード)
一つ取材の中でキーワードになった言葉が「自分の価値を高める方法」でした。
誰もが自分の価値について考えることがあると思いますが、野呂浩良氏は自分の時間の価値を上げるために12年間自分の時間を24時間全て記録して、後悔する時間を削り続けてきましたそうです。(自分には絶対に出来ない。。。)
そんな方がどうしてプログラミングスクールという事業を始められたのか。
今回プログラミングスクールを探している方や会社に振り回されていたり、「自分の価値」について悩んでいる方に非常にためになる話を聞くことが出来ました٩( ‘ω’ )و
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Contents
創業者の野呂浩良氏を取材!自分の価値を上げる方法とDIVE INTO CODEを始めた経緯とは
大学生の時は農学部で、その後4社ほど経験して会社を創っています。
1社目と2社目はITと無関係で、販売職小売店の店員や法人営業の新規開拓を経験して、
29歳からIT系の仕事にどっぷり浸かりました。
元々起業したくて、小学校の卒業文集に「社長になりたい」と書いていました。
それから中高生の時はそのことを忘れていたのですが、
22歳に私の父が亡くなり、今後の人生について深く考える体験をしました。
その時に、「人生は一度しかなくて、自分で生きるも死ぬも選べる。こうしたインタビューを受けるのも、息を吸ったり吐いたりすることも、自分ですべて意思決定できる。
それならば、より良い人生を生きるために妥協をしたくない。」と考えるようになりました。
自分の時間を12年間記録し続けて、後悔する時間を徹底的に削った
自分は今後の人生で何をしたいのだろうか、と考えた時に思い出したのが、起業をしたかったことです。
そこからどうやったら起業できるかを真剣に考えるようになりました。
元々プログラミングスクールを創ろうと考えたのは4年前(2015年)で、それまでは全く考えていなかったです。
私が最初に始めたこと、自分の時間を全て測って書き出し、後悔している時間を削るようにしました。
ご飯、仕事、交際、入浴、勉強、筋トレ、寝ている時間は何分かを全部測り始めました。
それを12年毎日続けました。
今もやっているんですか?
今はやっていませんが、プログラミングスクールを創ると決めたときまで続けていました。
当時、「自分の価値を高めること」を大切していたんです。
時間を測りながら、時間あたりの価値についてずっと考えてきました。
時間管理について悩む人はたくさんいますが、ここまでデータを集めて考えてきた人は他にいないと思うので、自分の時間の価値を高める事業を始めようと考えました。
しかし、「時間管理」の事業はうまくいかなかったんです。
時間を記録する方法についてセミナー開催し300名の方にご受講いただいたのですが、
セミナーで伝えた時間を記録することを継続できる方はどれくらいいると思いますか?
時間を測って効率化して後悔している時間を削っていくのは精神的に結構辛いですよね。
これができる人は、実際には1%(3人)しかいませんでした。
私と同じ手法を物理的にはできるけど、精神的には無理だったみたいです。
だから続かなかったし、セミナーに参加する人も少なくなりました。
それで、本当にこの再現性が低いやり方で良いのか?
人生の「価値」を高められる方法は他にはないのかと考えました。
当時、時間を記録するセミナーと並行して、時間記録のアプリケーションを独学で開発していたのですが、その経験を活用してプログラミングの初心者向けセミナーを開催していたのです。
そのセミナーには、たくさんの人が参加してくれるようになりました。
私が運営していた「時間を記録する」セミナーよりもおよそ4倍も多い人が参加していたんですよ。
なぜ、時間を記録することよりもプログラミングの方に人は注目するのか、を考えさせられるようになりました。
また、当時お会いした人との対話中で気づいたことがありまして、
「自分がやりたいことをただやり通しても、他の人がそれを価値に感じる訳ではない」ということです。
具体的には、時間を記録する手法が大切なのではなく、目的が大切。
人が求める目的は、自分の価値を高めることです。そのための手段は何でも良いと考えられるようになりました。
プログラミングの入門セミナーに参加している方々は、プログラミングスキルを身につけることで、自分の価値が上がると信じていました。
未来のために、自分自身の価値を上げるためなら、プログラミングを学ぶ方が市場から求められているし、再現性が高い。
過去を見て、時間を記録して後悔したことを減らすことで価値を”下げない”ことは再現性が1%しかない。
それならば、未来のために希望をもって取り組めて、再現性が高いものをやろう。今までやってきたことは、もうやめよう、と決意しました。
そして、DIVE INTO CODE
今までお話ししたような経験があるからこそ、一過性の知識、例えばメソッドを暗記するだけのようなことはどうでも良くて、
その人自身が価値を高められる場や仕組みを創りたいと考えています。
DIVE INTO CODE
その中で、私はちゃんと実務に到達できるスクールにしよう、社会で価値を発揮できるようになるスクールにしよう。
それで差別化をしようと考えて現在も運営しています。
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今後力を入れていきたいこと
2つあります。まず1つ目は、社会の問題を解決できるようになる教育サポートを強化したいです。そのために、新規事業創造コースがあります。
2つ目は、DIVE INTO CODE
なぜそうするかというと、限られた期間の中で提供できる教材や学習時間をこれ以上劇的に上げることは難しいからです。
もし上げようとしたら、さらに長い期間と受講料がかかってしまいます。
そのため、2018年8月にこれだけやれば就職できると誰もが思えるラインに一気に変えました。
過去の卒業生の勉強時間や就職実績、何を学んだかを考慮して、これ以上やったらやりすぎるかもしれないし、これ以下にするとちょっと足りないかもしれないというラインに設定しました。
それがほぼ750時間という勉強時間でした。
今後は、それをベースにしてコミュニティが強化されれば、コミュニケーション頻度が増え、気づきを増やせるようになります。
人は気づいてこそ、学ぶ必要性を感じるんです。
そのため、twitterやイベントでの繋がりのきっかけを増やして、受講生同士の接点や現役エンジニアとの接点を増やす努力をしていきます。
定期開催している就職説明会や卒業発表会はこれを意識しています。
今後、他のスクール生同士や企業との繋がりをもっと増やしていきたいです。
他のスクール生も本気でプログラミングを学びたいという思いは変わらないので、そういった人たちが繋がっていくと業界が良くなっていくと考えています。
この業界は結構狭いので、どの会社がどんな姿勢で受講生と向き合っているのか、すぐに伝わります。受講生同士もすぐに繋がれるのではないかと思います。
卒業率がフルタイム(4ヶ月)ならほぼ100%!!
フルタイムでしたら卒業率はほぼ100%、期によっては80%くらいになることはありますが、それ以下になることはありません。(2018年12月当時)
お仕事しながらのパートタイム(10ヶ月)だとだいたい60%くらい。創業期からサービスの改善を続けてきて、このくらいになります。疲れや人生の優先順位からモチベーションが続かなくなる傾向が強いのです。
この数字は、プログラミングに対しての人生の中の優先順位がものすごく重要なことを表しています。
フルタイム生なら「寝る、食べる、プログラミング学習」なんですが、
パートタイム生は「寝る、食べる、仕事をする」でほぼ1日を使ってしまいます。疲れや人生の優先順位からモチベーションが続かなくなる傾向が強いのです。
そのため、決して諦めませんがパートタイム生の卒業率を100%にするのはかなり難しいと感じています。
ここは、どこのスクールも悩んでいると思います。
卒業率を上げるための対策として
- 定期的な個別サポート
- 勉強会企画
- 隔週でやるグループワーク授業
などがあります。
ただ、一度休んだり勉強していなかったりすると参加しにくいという心理は、どうしても生まれてしまいますね。
離職中でしたり、お仕事を辞める覚悟があるならフルタイムがおすすめですね。
ちゃんと最後までやりきる、自分でセルフマネジメントができる自信があるなら、パートタイムでも大丈夫です。
ただし、注意点があります。お仕事をやめてからカウンセリングにくる方がいるのですが、それは見切り発車なところがあります。
それだと、エンジニアとしての生き方や一生学び続ける姿勢が必要だという現実を知った時に、ご自分の期待とギャップが生まれる可能性があります。お仕事をやめる前に、まずはカウンセリングに来てください。
- エンジニアになった時の最初の年収はネット広告で見るものほど高くはない(300万円〜400万円)
- エンジニアになるためにたくさんの勉強時間が生涯必要
- 入社してからが本番で、必死に現場のスピードについていかないといけない
などの現実が例としてあります。しっかり現実を認識した上で判断して欲しいです。
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受講生の年齢層は?市場価値を上げるには新しいことにDIVEし続けること
学習している受講生の年齢層は、直近では20代後半の方が一番多いです。
20代前半の方は少なく、30代から40代の方もいます。
40代でもフルタイムであれば、就職にコミットしています。
中には50歳で就職が決まった方もいました。
その方はDIVE INTO CODE
ただ、開発が主体ではなくWeb系のプロジェクトマネジメントのお仕事です。今後、徐々に開発の仕事にも携わっていくと聞いています。
また、43歳で卒業してからいきなりフリーランスとしてRubyのエンジニアになった方もいました。
その他には、機械学習エンジニアコースで未経験から就職した人もいます。
機械学習は、確かに学ぶハードルが高いです。
しかし、その分チャレンジャーが少ないんですよ。
4ヶ月フルタイムで機械学習について学ぶ人はそこまでいないので、市場の中で希少性が高いです。
希少性が高い人材は市場価値が上がります。
市場価値を上げるためには「新しいことにダイブし続けること」が重要です。
新しいことにチャレンジできる人は、世の中にはそう多くはありません。そこに自らチャレンジできることに価値が宿ります。
最近は「自分で意思決定をできる人生にしたい」という方が増えている
一言で話すなら、「自分で意思決定をできる人生(自己決定権)を手に入れたい方」が多いです。
最近読んだ神戸大学の幸福に関する研究で、自己決定権と幸福には相関関係があるという論文がありました。
自分で決めて人生を歩んでいきたい。
会社に振り回されていたり、自分が認識しているものとうまくいかない現実にギャップを感じることが多くなってきたんだと思います。
就職も流されるままに決まってしまって、仕事をしていくうちにある時「あれっ、今のままでいいのかな」と感じるんです。
方向転換するきっかけを求めにカウンセリングに来る方が多いです。
さいごに:取材をした感想
今回一つキーワードになったのが、「どうしたら自分の価値を上げることができるか」でした。
誰でも「自分の価値とは?」について人生のどこかで考えると思います。
自分の市場価値を上げるなら、「新しいことにダイブし続けること」。
そうやって希少性の高い人材を目指すことです。
そのきっかけ作りにプログラミングはとても再現性が高い方法ですので、ぜひDIVE INTO CODE
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私も自分の市場価値にコンプレックスを感じていて、プログラミングというスキルを身につけたことですごく助けになりました。
そして、市場価値に悩んでいる人の助けになれたらと思いブログで情報発信を始めました。
今回まさに、私のブログサブタイトルにマッチした熱い話を聞くことが出来て、私自身も非常に学びになりました。
取材にご協力頂いた野呂様を始め、DIVE INTO CODE