プログラミングに興味はあるけど業界未経験の人から見ると何が何だかよくわかりません。
これからの時代ITエンジニアの人材がどんどん枯渇していくと言われて、エンジニアに興味を持つ人は多いですが、
プログラマーと言われたら「ブラックのイメージ」が強かったりしませんか?
IT業界は無数に企業が存在するため中々分類が難しいところはありますが、もし未経験エンジニアが転職・就職する場合、就職先は大きく分類するとSIerかWeb系のどちらかに就職します。
そして、断然おすすめしているのがWeb系自社開発の企業です。
その理由をSIerとWeb系の違いを見ながらわかりやすく解説します٩( ‘ω’ )و
4分で読める記事なのでもしプログラミングに興味を持っている方は、自分が目指すべきエンジニア像が描きましょう。
Contents
SIerとWeb系企業の違いとは?【プログラミング未経験必見】
SIer(エスアイアー)とは簡単に言えば「お客様企業のシステムを構築する企業」のことです。
新卒からIT業界に入る場合に多くの人が就職するのはSIerです。
SIerは大規模な開発ができるため、やりがいの面では大きいかもしれませんが残業などが多いのもこのSIerという企業です。
しかし、SIer企業への就職をあまりおすすめしていない理由について解説します。
SIerがおすすめできない理由を徹底解説する
SIerのエンジニアは要件定義や設計をする上流工程の人やその設計書通りにプログラミングを書く下流工程(プログラマー)が存在します。
もし中小SIer企業のプログラマーとして入社すると案件によってはかなり長い残業時間を強いられます。
大手SIerは野村総研や日本オラクル、 NECと言った大企業がありますが、ここでお客さんとの打ち合わせやスケジュール管理、設計などを行って
実際にプログラミングを書くのはその下請けの中小SIerです。
大手SIer企業に行くためには優秀な学歴などある程度市場価値が高い人でないと難しいでしょう。
私のブログは20代~30代で転職を考えていたり、市場価値の低さに悩んでいる方が見ていただけることが多いのでおそらく大手SIerへの就職は難しい方が多いと思われます。
そうなると多くの人が中小SIer企業に就職することになります。
しかし大規模なプロジェクトには多重下請け構造が存在しており、三次下請けまでとかいくとブラック企業の可能性が高くなります。
理由は、基本的に仕事ってスケジュール通りにうまく行かないからです。
プロジェクトには必ず「納期」が存在します。
営業マンが信頼を勝ち取るために必要なことが営業成績であるなら、エンジニアは納期を守ることが非常に重要です。
なんとしても納期を守ろうとするとどうしても納期間近になると大きな残業時間が発生して、60時間以上の残業が平気で発生するのです。
下請けになるほどその傾向がどんどん強くなります。
そのため残業代があるのではなく、みなし残業で給料が支払われたりする場合が多いです。
しかも中小SIer企業20代の給料は20万円代と非常に安い。
Web系企業に比べると圧倒的に就職しやすいのが中小SIer企業ですが、長く働くべき企業ではないでしょう。
Web系企業はどんなところ?
Web系企業は、Webアプリケーションを自社で作ってお客様に便利なサービスを提供する企業です。
企業を相手にするではなく、ユーザーを確保して良いサービスを提供することを求められるので、機能をどんどん改善し、障害が起きたらすぐに対応できるスピード感が求められます。
B to Bとは違ってB to CであるWeb系企業は、自分が作ったものに対しての反響が直でお客様の声として届きます。
(ちなみにWeb系自社開発でもB to Bの会社も当然あります。)
とにかくWeb系自社開発はスピード感を大事にしている場合が多いというのが特徴。
フレックスタイムやリモートワークなど働き方の自由が多く存在しているのがWeb系自社開発です。
何よりSIer企業と違って多重構造が存在する訳ではないので、社畜となる可能性は低いです。
ただし、Web系企業も業績や社長によって変わりますし、結局は会社次第です。
しかもWeb系の自社開発はプログラミングスクールに通ったとしてもある程度のスキルと市場価値が高くないと就職が簡単ではありません。
SIer企業でもワークライフバランスを大切にする会社が最近増えてきたので、就職をする時は一つ一つの企業をしっかり調べる必要があるでしょう٩( ‘ω’ )و
SIer企業でもこの条件なら就職するのはあり。ただし2年で十分
プログラミングの勉強は現場経験によって実力がつきます。
そのため2年SIerで働いて、その後よっぽど気に入った会社でない限り転職かフリーランスになった方が良いです。
理由は3つ
- どんどんスキルアップできる企業なら良いが、だんだんスキルの切り売りになっていく(スキルアップができない!)
- できる人ほど仕事が増える(残業が増える!)
- エンジニアの収入は転職かフリーランスになって上がる(フリーランスになったら月60万円以上はいく)
スキルがあってこそどこでも食べていける市場価値の高い人材になれるので、将来安定して仕事をするためにスキルの切り売りだけはやめましょう。
未経験から入りやすいIT企業は長くいるとスキルの切り売りになりがちな企業が多いです。
(ずっとテストコードばっかりやったりとか)
また、SIer企業に限らずなんですが、もし上司のパワハラがきつかったり無理な残業がしんどいところはできる限りすぐに対抗策を考えた方が良いです。
我慢できるなら良いですが、私の場合パワハラがすごかったり残業がきつかったらおそらくすぐにやめて次の企業を探すでしょう。
スキルさえあれば余裕で転職が可能なのでフットワーク軽くいきましょう٩( ‘ω’ )و
個人的にオススメなのはWeb系自社開発。そこへ就職するためには?
私は基本的にWebエンジニアになることをおすすめしています。
フリーランスになりやすいですし、リモートワークがしやすく、Web系自社開発って面白い企業が多いからです。
Web系自社開発へ就職するためにプログラミングの勉強は必須ですが、無料プログラミングスクールからWeb系自社開発へいきなり就職するのは難易度が高いです。
無料プログラミングスクールで学べるレベルのプログラミングスキルではWeb系への就職が難しいので、できたら有料プログラミングスクールに行ってしっかりとスキルを身につけた方が良いでしょう。
とは言っても、私みたいに正社員経験がない人だといきなりWeb系自社開発への就職は難しいです。
そんな自分みたいに、市場価値にコンプレックスを感じている既卒・第二新卒の方は、とにかく2年間は現場経験を積んでスキルアップすることを第一に考えて、一旦就職することを第一に考えるのが良いです。
ただし、あまりブラック企業には入らないように気をつけましょう。採用の入り口が広い企業ほどブラックの可能性が高いです。
聖書にも「狭い門から入れ」という言葉があるように、目標は高く持って就活をしましょう。
また、有料プログラミングスクールは受講料が高いので、お金がない方は無料プログラミングスクールでとにかく早く現場経験を積んで、キャリアアップを繰り返す方が効率が良いかもしれません。
結局、有料プログラミングスクールに行ったからWeb系自社開発に就職できるという訳ではないので、フットワーク軽く行動するのがポイントです٩( ‘ω’ )و
インフラエンジニアになることもおすすめ!インフラエンジニアとは?
インフラエンジニアも今人手が足りていないため就職がしやすくフリーランスとしても高単価な案件が増えています。
インフラエンジニアは「ネットワークの運用・保守や構築をしたりする仕事」でこの業界のエンジニアの話を聞くと結構楽しいと聞きます。
正社員だと夜中に急な呼び出しとかあるかもしれませんが、フリーランスならそんなことはほぼありませんし、ワークライフバランスを大事にしている企業も多いです。
インフラエンジニアで参考になる「やまもとりゅうけん」さん🔽
開設から1年半、サロン参加人数が500人突破しました。僕自身もいち参加者として活用させてもらってますが、みんな優秀すぎてマジ勉強になりますねこのコミュニティ。とくにサロン以外でめちゃくちゃ事業伸びたわ。あざす。▼https://t.co/TVz5vQQxbz
— やまもとりゅうけん/嫁がヤバイ (@ryukke) 2018年9月11日
りゅうけんさんは情報発信を積極的にしながら趣味でフリーランスでインフラエンジニアを週3日働いて50万円ほどの収入を実現していますが、全体の収入はyoutubeとブログの情報発信やオンラインサロンの運営でその10倍近く稼いでます(^◇^;)
この方は「インフラエンジニアの仕事も楽しい、論理パズルをやりにいく感覚で仕事をしている」と話されているくらいなので、働き方を大事にしたい方にとってはインフラエンジニアも魅力的です。しかも就職がしやすい。
インフラエンジニアは、無料プログラミングスクールでも十分就職可能です٩( ‘ω’ )و
プログラミングを勉強するなら自分がどうなりたいのかをある程度明確にしましょう!
そもそもなんとなくプログラミングを勉強するとだいたい失敗します。
まずは自分がどんな状態になりたいのかをある程度明確にしましょう。
私の場合、このような状態になりたいと考えていました。
- 自分の市場価値を上げたい
- 自分が作りたいものがあった時に作れる技術が欲しい
- 将来楽をしたい。時間を作って色んなこと(複業)をして仕事をしたい
大まかに理由をあげるとこんな感じで、この3つを実現するために再現性が高いのがWebエンジニアになって技術をしっかり身につけたフリーランスになることなんですよ。
また、これを実現するために一生懸命、情報発信を頑張っているわけです。
プログラミングで実現できること
- 市場価値を上げる
- 手に職をつける
- 将来楽をする
- 高収入
- 時間と場所に縛られずに働く
これを実現しやすいのがしっかり情報発信をしている技術力のあるフリーランスエンジニアなんです٩( ‘ω’ )و
さらにプログラミングが好きな人なら趣味で仕事ができるので最高です。
そのため、エンジニアは
- 市場価値を上げたい人
- 働き方を大事にしたい人
にオススメなんですよ。
その実現のために最初の2年は安い給料で大変だとしても
まずは実務経験を積んでスキルアップするのが大切なんです。
もし就職さえできたらその後20代のうちにフリーランスになることも可能です٩( ‘ω’ )و
どんな自分の将来像があったとしても、まずは「スキルアップをする」という軸を絶対的に持ちながら就職活動をすればそれを助けてくれる企業に出会えるはずです。
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