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【Ruby開発者が語る】20代若手エンジニアの生存戦略とは?

やべっち(@yabecchi312)です!

 

Rubyは世界でもTOP10に入るほど使われている言語ですが、このRubyは日本人まつもとゆきひろさんが開発されました。

 

Rubyを開発した人と言えばもうそのすごさがわかるかと思いますが、
世界でもトップクラスに有名なエンジニアです。

しかもRubyを開発したのは27歳(^◇^;)

もはや天才なのではと思いますが、そんな方が今回20代若手に向けて一体どんなことを話してくださるのか。

 

今回はサポーターズ主催で「若手エンジニアの生存戦略」をテーマに直接まつもとゆきひろさんに話を聞かせて頂く機会がありましたので要点だけをまとめてレポート٩( ‘ω’ )و

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【Ruby開発者まつもとゆきひろが語る】20代若手エンジニアの生存戦略とは?

エントリーシートは史上最悪の発明だ!

就職サイトに登録すると、「ボタン一つで何百社にエントリーができます」

と書いてあります。

 

そうすると、「人事担当に不幸」が起きます。

何万通という就活生のエントリーの通知が人事のところにくるのです。

実際エントリーシートには表層的なことしか書いていません。

何万通のエントリーシートから、人事は結局学歴などで選ぶしかなくなります。

 

就活生の希望としてはエントリーシートから自分についてしっかり見出して欲しいのですが、結局は学歴などで多くの会社からごめんなさいと断られてしまいます。

最終的に喜ぶことになるのは就活サイトだけですよね。

未経験アザラシ
未経験アザラシ
確かに。。。

テクノロジーが人を幸せにする訳ではない。生存戦略についてしっかり考えよう

IT業界はブラック企業が多いです。

テクノロジーは便利になりましたが、テクノロジーが人を幸せにする訳ではありません。

これから自分のポジションを作らないといけない若い人にとっては社会の巧妙な罠にハマりやすいのです。

 

だから生存戦略が必要です。

若いうちはあまり考えなくても勢いで動けるので、生存戦略についてあまり考えることはないかもしれませんが、20代のうちにしっかり考えるのは重要です。

20代の成果はそのあとの人生に結構影響します。

 

私(まつもとゆきひろ)がRubyを作ったのは27歳。

よくこれを天才だからできたと言われますが、20代は本当に貴重な時期です。

体力があり、思考力が柔軟であり、能力的にもピークでもあります。

もちろん30代が遅いという訳ではありません。

何かをするのに遅すぎるということは全くありませんが、20代が持っている勢いや体力があるのに様子をみてしまうモラトリアムな考えはもったいないと思います。

まつもとゆきひろさんが語る人生の裏技とは?

若者に対して不利に感じるルールは社会にたくさんありますがこれはチャンスです。

みんなの思い込みによって当たり前のようにやっていることややっていないことがありますが、

みんながやっていないことをあえてやるのならそれは裏技と呼ばれます。

 

このような私(まつもとゆきひろ)がキャリアを築いていく上で見つけた人生の裏技を3つお話しします。

未経験アザラシ
未経験アザラシ
まつもとゆきひろさんが30年のキャリアで見つけた3つの裏技とは!?

1.ルールの違いについて認識する

2.win-winの関係を理解する

3.パターンを認識する

1.ルールの違いについて認識する

社会人になった時に学生と比べてルールが変わります。

学生→減点法

社会人→減点法ではなく、得意なことを伸ばす方が大事

 

社会では良い子であり、社会の歯車になることを求めていたりするので、同じような働きを求められます。

つまり、同調圧力があります。学校のシステムはその傾向が強いです。

学校は均一な人を排出する仕組みに見えます。

教育関係者にこんなこと言うとそんなことはないと怒られてしまいますが。笑

 

社会でビジネスをすることにおいて満点というものは存在しません。

相対的にうまくいったというのはあっても満点というのが存在して減点していく考えはありません。

 

だから苦手を克服するよりも自分の得意なことを認識することが大事です。

逆に苦手なことは他の人に任せた方が賢いです。だから苦手なことを認識してそこには時間を極力使わずに、得意なことを伸ばした方が社会人として成功しやすいです。

 

しかし、学生の時のルールでずっと生きてきたので苦手を克服しないといけないという考えをなかなか捨てられないんです。社会人になっても直せないんです。

だからおじいさんになってもみなさん学生気分なんです。

そうやって改めて考える人がほとんどいないので、苦手を克服しようと考えます。

本当は得意なことを伸ばした方が得をするのに、このような勘違いに取り込まれているんです。

得意を伸ばして苦手を避けるとパフォーマンスが上がる

あと、自分のモチベーションがどこにあるのかを知るのは非常に大事です。

自分の興味のあることについて知っているかどうかです。

これでパフォーマンスが圧倒的に向上します。

2.win-winの関係を理解する

7つの習慣という本に、2者間の取引について書かれています。

例えば、上司が私に何かを頼むことも取引です。

頼むと頼まれるの関係なのでwin-loseの組み合わせになります。

 

その中で両方とも得をする関係はwin-winの関係です。

頼む側はタスクを頼むことができて得をする、頼まれる側はそれで給料がもらえて得をするのでこれはwin-winの関係です。

 

2者の関係でwin-lose(“頼む-頼まれる”関係)が成立するときに、取引をすることにおいて持続可能な取引はこの2種類あります。

1.win-win(両者が得をする)の関係にある

2,no deal(そもそも取引をしない)

 

「no deal」ってずるい気がしますがこれも思い込みの罠です。

持続可能ではないと感じる取引に対しては逃げても良いということです。場合によって逃げることも人生の選択肢です。

 

よく「逃げてはだめだ」と言われています。我慢する価値観があったりしますが、我慢して若い貴重な時間を潰すのはあまりおすすめしません。

みんなが残業するなら自分も残業しようとするなんて考えるといった思い込みを捨ててちゃんと判断しましょう。多くの判断はリカバー可能です。死ぬことはあまりありません。

3.パターンを認識する

ビジネス書の成功体験談の話を真似してもほとんど役に立ちません。

なぜなら同じことをするのはできないからです。

しかも、成功体験談を話している人はそもそも成功した過程をあまり覚えていなくて都合の良いように改変していたりします。

成功者には得意なことがあります。

それは、学校の成績が良かったや親がお金持ちだったなどが全く関係ありません。

 

一番相関関係があったのはパターン認識力が高かったことです。

成功した人のパターンを見つけ出して、教訓を取り出せる人。

ただ真似るのではなく共通していることは何かを考えられる人。

 

こういったパターン認識は抽象的です。

こういった成功者の共通するパターンは抽象的ですが、抽象度が高いものの方が寿命が長いです。

私(まつもとゆきひろ)はクリスチャンですが、2000年前に書かれている聖書も真似をすることは2000年前に書かれているのでできませんが、人間の心は2000年前もあまり変わっていません。

【鶏口牛後】大きな組織の末端ではなく、小さな組織のトップになる

ピラミッド型組織のイラスト

Javaの市場が大きいからJavaをやりなさいとよく言われますが、本当にJavaをやった方が良いと思いますか?

小さな企業より2万人の会社に入った方が良いと思いますか?

 

実は思い込みを捨てて考えると小さなグループでトップになる方が成功する可能性が高いです。

2万人の会社よりも小さいグループを目指すという「逆張りの考え」をする方がうまくいくことが多かったりします。

我慢することが無意識に素晴らしいと思われているけど、我慢することに価値はない

苦手な男性上司を我慢する人のイラスト(男性)

社会は「我慢すること」の価値がはびこっています。

しかし、ちゃんと我慢をする目的を考えましょう。

例えばスーツを着ること。

スーツをきたらプログラミングの実力が上がりますか?

 

我慢は過程であって目的ではありません。

しかし我慢することが無意識に素晴らしいことだ刷り込まれています。

苦痛が好きな人なんていませんよね。

無自覚なものは直しづらいから怖いです。

 

労働は我慢ではありません。

我慢の対価で報酬がもらえる訳ではないですよね。だからやりたいことをできる限り仕事にするべきです。

ブラック企業の3つの恐ろしさ

ブラック企業ってIT企業に多いと言われています。

ブラック企業は集中・感染・麻痺の3つでできています。

まず仕事はできる人のところに集まります。そして、あの人が頑張っているから自分も頑張らないといけないと感染するんです。

 

そして月に60時間以上残業すると人はどんどん麻痺するようになるんです。

それが当たり前になって残業しなければいけないと麻痺した考えになっていきます。

 

しかし認知の不協和は人を殺します。

ある時ころっと心が折れてしまうのです。それまでは大丈夫だと思っても。

 

我慢している自分に酔っていますがこれに価値はありません。

「頑張って」は「我慢して」という言葉をカジュアルに表現したものです。

我慢は過程であって目的ではありません。

 

必ず目的を明確にしましょう。

目的のある我慢はもちろんあります。

ただ、目的のない我慢には価値がありません。

 

我慢して、社会的圧力に負けていると個性が出せません。

社会では同調圧力は無視しても大丈夫です。

社会的圧力に対する感受性を弱めないといけません。

・目的のある我慢ならまだ良いが、目的のない我慢に価値はない

・社会的圧力に対する感受性を弱める

【まとめ】自分の価値をどうやって高めるか

最後自分の価値をどうやって高めるかについて話しますが、それは「インプット・アウトプット」を増やすことです。

つまり勉強しましょうということ。

技術的な興味を失ったらエンジニアとして終わってしまいます。

 

ただ、勉強することはあまり差別化要因にはなりません。

アウトプットしている人は少ないので積極的にアウトプットをしましょう!

しかし、アウトプットは面倒で羞恥心といった心的要因があり、これを乗り越えないといけません。

youtuberがスライムのお風呂に入ったりしますが、あれって誰でもできますよね?

でも他の人はやらないんです。

心的要因があってやらないので、そのyoutuberはそれだけで差別化が計れます。

 

プログラマーは機械に向かっているようで人間の問題に向かっています。

もっと人間の心理に興味を向けることも大事です。

 

インプットとアウトプットを増やす。特にアウトプットを意識してやるようにしましょう。

要点まとめ

1.20代の成果は今後の人生に影響をする。しっかり自分の生存戦略について考えましょう

2.社会人と学生のルールは違う。社会人は得意なことを伸ばして、苦手なことに極力時間を使わない方が成功しやすい

3.我慢することに価値はない

4.大きいグループに行くよりも小さいグループの方が成功する可能性が高い。逆張りの考えを持ちましょう

5.成功している人の共通パターンを見つける

6.社会的同調圧力に対して鈍感になること

7.思い込みに振り回されない

8.自分の価値を高めるのはインプットとアウトプット。特にアウトプットが大事

今回パソコンが途中で不調になり一部メモしきれていないところがありますが、自分が面白いと感じたところの要点をまとめるとこんな感じです。

 

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