プログラミング学習をしている人を見ると、90%が間違ったやり方で勉強している人がいます。
今まで私はプログラミング講師として個別指導から新入社員研修までたくさん経験し、この半年だけでも100人以上プログラミング初心者の傾向をみてきました。
これだけプログラミングを教えていると、
3ヶ月でプログラミングの基礎が身につけれる人と身につかない人の差が明確にわかります。
勉強の方法で、プログラミング未経験から就職できるかどうかにかなり関わってきます。
今回はプログラミングの習得ができない人の5つの特徴をお伝えします。
もし今プログラミングを勉強していてこの中で該当するものがあったらすぐにやり方を変えましょう。
最後はプログラミングの習得がどうしたら3ヶ月でしっかり身につくのかをお話するので、
今プログラミング勉強している人やこれから勉強しようとする人は、かなりの時間効率アップになるはずです。
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Contents
プログラミング学習で絶対やってはいけない5つの方法【講師が語る】
1.とにかく暗記する
2.整理しない
3.悩む時間が長過ぎる(30分以上)
4.深く理解しようとする
5.紙に書かない
1.とにかく覚えようとする
プログラミングの習得ができない人の特徴1つ目が、とにかく覚えようとする人です。
これが、まず第一に捨てなければいけない勉強方法であり、もっとも多くの人がやってしまう方法です。
大学生まではとにかく覚えるで通用するのですが、プログラミングの勉強は覚えることが多すぎて、暗記から入ると確実に挫折するんですよ。
もちろん覚えないといけないこともありますが、それは反復することで勝手に理解できるようになります。
まずは覚えるよりも写経でも良いのでコードをたくさん書きましょう。
覚えること以上に書いてなれる方が大切です。
2.整理ができない
プログラミングを勉強していくと、何より情報量の多さが大変です。
これを全て覚えようとする大変なので、ちゃんと自分で整理することが大切です。
整理すべきことは、後にも話すとりあえずメモ書きをすることです。
学習で大切なことは、
インプット:アウトプット=3:7
を繰り返すのが学習効率をものすごく上げます。
アウトプットする行為が整理ができるようになるに繋がるので積極的にアウトプットをするようにしましょう。
そのすごくおすすめなやり方は、技術記事を書くことです。
他人にわかるように説明することができるようになってこそちゃんと自分の身になります。
他人に説明する機会や、技術記事を書いて他の人にも見てもらうということを積極的にやるのがおすすめです。
3.【悩む時間が長過ぎる】30分以上悩むなら質問するかとりあえず先に進む
わからないことは、とにかく30分以上悩むなら質問をしましょう。
それ以上悩んでも、前に進みません。ずっとわからない状態が続くのが基本です。
悩む時間も大切なのですが、30分以上悩むことを続けるとプログラミングの勉強はものすごく時間がかかります。
私もよく悩みすぎてしまうのですが、考えるのが楽しすぎて2時間とか同じところで考え続けてしまうこともあります。
しかし、これって実際のチーム開発では結構迷惑な行為で、速く質問をして仕事を進める方が大事です。
わからないことをすぐに質問するのはよくないですが、どのくらい考えるべきかのバランス感覚は、仕事をする上でめちゃくちゃ大切なので、30分以上悩んでわからないことはアラートをあげられる人間になりましょう。
4.深く理解しようとする
プログラミングは、深掘りするとめちゃくちゃ複雑で、先人の天才たちが作り出したAPIやライブラリがたくさんあります。
これらを深掘りするのは、プログラミング初心者を抜け出してからにするのが得策です。
こんな感じで、まじで泥沼にハマります。
例えば、メソッドなんかは使い方さえわかれば良いわけです。
マクドナルドで、「ハンバーガーを注文したらハンバーガーが出てくる」
私たちはこれだけわかっていればハンバーガーを食べられるわけで、ハンバーガーの作り方まで考える必要はないわけです。
そこは、暇な時にちょっとどうなっているのか見てみるくらいで良いんですよ。
まだ初心者のうちは、深く考えずとにかくコードを自分の手で書きまくりましょう。
5.紙に書かない
- 抽象的なことに対してイメージ図を書いて自分の理解がしやすくする
- 情報を整理するために書き出す(あとでその紙は捨ててもOK)
- 仮説を立てるために書き出す
要は、「覚えるために紙に書くのではなく、頭で理解しやすくするためです。」
私も、初めて考えるような機能などを実装するときはいきなりパソコンの前に向かうことはありません。
一回紙に書き出して自分なりにどうやって実装をするか、全体像を決めてからパソコンに向かいます。
最後に:プログラミング上達を爆速させる方法はズバリ「仮説力を鍛える」
プログラミングを書くのに大切なことは、「業務に関わるアルゴリズムが組めること」です。
例えば「Webサービスのポイント機能、タイムセール、他社サービスのAPI」
こういった機能は自分なりに考えて機能として取り入れることが可能です。
もし未経験からエンジニアを目指してポートフォリオを作るなら、フロント部分よりもこういったサーバーサイドに関わる機能を実装する所に力を入れましょう。
おそらくわからないことがたくさん出てきます。
しかし、わからないなりにも「仮説と検証」を繰り返して実装するのがWebエンジニアの仕事です。
毎日わからないことだらけの状態が何年も続くと思ってもらった方が良いです。
また、いきなりわからないのに新しい言語に触れることもあります。
そうやってわからないことを繰り返しながら検索し、質問する日々が多いです。
だから多くのプログラマーが「検索力、質問力」がすごく大切だと口を揃えて言います。
この2つを身につける一番の方法が、小手先のテクニックよりも「仮説力を鍛えること」です。
仮説力を鍛えるためには、「自分の頭で考えてプログラムを書く」という時間が多いほど仮説力の精度が上がってきます。
先ほど30分以上悩むなという話もしましたが、悩む時間は前に進みません。
考えて仮説を立てる時間を増やすことが大切で、これが30分以上になると悩むに変わってくるんですよ。
ぜひ、自分なりにどうやって実装するかを考える時間を増やして、たくさんコードを書きましょう٩( ‘ω’ )و
時には、全く太刀打ちできないものもありますが、その時は優しいエンジニアに聞きましょう。
この積み重ねがエンジニアになる最速の方法です。