20代から30代でプログラミングや英語などのスキル身につけようとする人が増えてきましたが、自分に合わないと言って挫折する人もたくさんいます。
私もフリーターからプログラミングを学びました。
理由は、「20代のうちに市場が求める武器を作りたかったから」です。
その作戦は見事に成功して、読売新聞にも掲載されました。
ただ、いきなり市場価値の低いフリーターからプログラミングを学べば絶対に転職がうまくいく訳ではありません。転職してから辛くなる人もたくさんいます。
その現実を知らなくて、プログラミング学習すれば「一発逆転できる」と思ってプログラミングスクールに通う人が多いです。
なぜなら、プログラミングはただの「手段」でしかなく、
自分の武器を作る前に絶対にやっておかなければいけないことが、「自分の価値観を作っておくこと」です。
この「自分の価値観を作っておくこと」がちゃんとできないと、
ほぼ間違いなく転職も仕事も成功しません。
今回は、なぜ自分の価値観を作ることがそんなにも重要なのか、
そして、どうやったら最高の価値観を自分で作ることができるのか。
今なんとなくプログラミングや英語といったスキルを勉強してしまっている人、
そして自分の価値観が定まっていない人にとって、今からどう行動すれば良いのか具体的な方法までお話しします!
Contents
プログラミング学習しても90%が転職に失敗するたった一つの理由は「価値観形成」
結論から話すと、自分の価値観を決める必要があるのは、自分の意志で決める人生にするためです。
私の周りで成功している人もそうだし、皆さんの周りの人で尊敬できる人を思い浮かべてください。
何かしら自分の価値観がはっきりしていて、それに基づいて行動していませんか。
ベストセラーの本を書く人だって、歴史に残るような人、例えばナポレオンだって「吾輩の辞書に不可能なんてない」(正確には違うけどニュアンス汲み取って欲しい)
という価値観で、英雄になっています。
まず、20代の悩みで本当に多いのが、「人間関係」と「自分の意志で決定できる人生を歩めないこと」です。
「自分の意志で決定できる人生を歩めないこと」については、こちらの記事でお話しています。
自分の意志で決定できる人生を歩めない人が増えている理由
なぜ自分の意志で決定できる人生を歩めない人が増えているのか、
それは今の日本が、なんとなくで生活できる仕組みになっているからです。
だから、別に自分の価値観を作るとか考えなくても、映画・YouTube・SNSなど様々な娯楽があって、普通に生活してもそれなりに楽しく過ごすことはできるんですよ。
でも私のブログに訪れる方は間違いなく、何かを成し遂げたい人が多いはずです。
もし、今自分が何者でもなくて、それでも何か大きいことを成し遂げたいと考えているのなら、間違いなく自分にとっての最高の価値観を作ることで人生の大部分決まります。
自分がしっかりとした価値観を持ってこそ、「自分の意志で決定できる人生」にできるからです。
価値観さえできれば、誰かが否定し、困難があっても、自分の価値観にしたがって行動すればそれで幸せなはずだし、大きなことを成し遂げる力になります。
逆に自分の価値観がないから、自分の意志で決定して生きるのが怖いんです。
むしろ、自分の価値観がないなら、他人や社会が「これ良いよ」って勧めた人生にしかならないはずです。
ぶっちゃけみんな疑問に思いながら、忙しい社会人が不平不満を漏らしながら生活しているわけです。
私はそんな人生が絶対に嫌でした。
では、ほとんどの人が答えを出せない「自分にとっての価値観」をどうやって見つけるか。
これってテスト問題の答えみたいに明確な答えがあったとして、自分の価値観はこれだ!って明確な答えを知っていても、その通りに自分の人生を生きてみて初めて実感できるからすごく難しいです。
人生は、やり直しがきかないので、できる限り早く自分にとっての価値観を見つけて、より良いものを受け入れて人生を生きていくしかありません。
では、自分の価値観を見つけるにはどうすれば良いか。
2つのステップがあります。
- 自分にとっての価値観をいつも自分に問い続けること
- 尊敬できる人・良い影響与える人の考え方を真似すること
この作業は、苦しくても早ければ早いほど有利です。
むしろ学生にぜひやって欲しい作業でもありますので、見ていきましょう。
自分にとっての価値観をいつも自分に問い続けて、人生の目的を作ること
自分にとっての価値観を問い続けるために絶対に必要なものが「紙とペン」です。
この2つがあれば人生変えられます。
私は、大学2年生から、自分が思ったことを紙に書き続けています。
上の画像にもある通り、最初に書いた分厚い日記もいまだに残しています。
こんな立派なものに書く必要はありません。
紙に書く目的は、「思考の整理」です。
これを怠ると、答えを見つけても腑に落ちなくて素通りする可能性が高くなります。
価値観形成に一番大事なのは、良い影響力を持った人の考え方を真似すること。手取り早いのは「本」
一番早いのが、素晴らしい価値観を持った人に会いその人の考え方を真似することなんですが、それは誰もができることではありません。
だから、世の中の多くのビジネスで成功しているような人は「本を読め」って言います。
私が一番衝撃受けた本は、聖書なんですが、これは分厚くてしかも難しいので、その次におすすめな「7つの習慣」とかぜひ読んでみて欲しいです。
最近だと、YouTubeでも本を要約したチャンネルがたくさんあるので、本を読むのがめんどくさい人は「7つの習慣」などで検索をしましょう。
「7つの習慣」でも今回話していることと同じようなことを言っていて、それは人生の目的を見つけようという話です。
「人生の目的」さえ見つけてしまえば、もう自分の価値観は自然とできます。
要するに、人生をかけて何を成し遂げたいのか、死ぬ前にどんな人生だったと振り返りたいか、これを真剣に考えるんです。
その材料になるのが、「本」であり、偉大な人がすでに生きてきた考え方をパクるということです。
本は読むだけでは意味がありません。
その通りに、1つでも生きてみてこそ価値があり、自分の価値観になります。
また、自分の範囲外の人にたくさん会ってみたり、自分がすごいと思う情報発信者を探し、その考え方を真似するのもありです。
今は、ネットでいくらでもすごい人の考えを見ることができる時代です。
ただし、多くの情報発信者は偏った発信をすることが多いので、分別できないうちはできたら昔からより多くの人に読まれているベストセラー本を読んで欲しいし、確実です。
最後に:自分の価値観を探しながら、20代のうちに自分の武器を作ろう
最終的に自分を生きるのは自分しかいません。
でも、どうせなら最高の人生を生きたいと思うなら、ただなんとなく市場価値を上げたいと思って、プログラミングや英語を勉強するのはネット広告の甘い言葉に乗せられているだけです。
何かやりたいことをやる人生にするには市場価値を上げることも大事です。
私がフリーターで病気をしていた時、そんな現実を身にしみて感じました。
しかし、それでもプログラミングや英語といったスキルは手段でしかありません。
あなたの幸せを実現させる道具ではなく、あなたが実現したいことを実現させるための手段でしかありません。
だから、自分にとって何が幸せなのか、何をやり遂げたいのか自分に問い続けましょう。
私は、人生をかけて世界中の人を幸せにしたい、特に日本という国を幸せにしたい、そしてその核は一人でも多くの人が「愛」を持つことだと真剣に思っています。
私はこの価値観についてたくさん答え合わせをしてきたのでブレない自信がありますが、それでもまだ紙とペンを使って今も自分に問い続け、さらにアップデートをされています。
ぜひ、20代のうちに武器を作りながら、より良い自分の価値観とは何か自分に問い続けましょう。
これは両立できます。
今回の話、自己啓発っぽくて正直記事にしようか迷いましたが、自分の所に相談しにくる人のほとんどがこの自分の価値観が決まっていない根本の原因によってくる、環境や人間関係の悩みがすごく多いと感じたから発信しようと思いました。
自分の価値観がしっかり決まっている人にとって、環境や人間関係の問題なんてどうでもよくなります。よっぽど嫌だったら転職してもこういう価値観がはっきりしている人はどこでも転職可能で、自分が成し遂げたい道の最短を目指せます。
ぜひ、時間がかかっても自分の価値観を見つけてみましょう。