私はプログラミング講師で副業をしながらwebエンジニアとして仕事しています。
同時に大学院を中退したことで毎週のように質問・相談がくるのでその中でも今回はよく聞かれることをまとめました。
大学院を中退したい原因は教授とうまく行かなかったり、研究がつまらなくなったり様々ありますが、私の場合は病気が原因で中退しました。
そのあとは既卒・第二新卒の人として就活をしましたが、結局知人の建築設計事務所でアルバイトしながら、NPOでキャリアカウンセリングを大学生や社会人を相手に1000人以上経験しました。
その経験もあって大学院を中退しようか悩んでいる人がこんな私にも毎週のようにメールや対面での相談がきました。
その中でも共通して同じ質問をされることがあるので今回はその質問と答えをまとめてみました。
1.大学院を中退したことに後悔はしていないか
2.大学院を中退したあと就活は厳しいのか?
3.大学院に行きたくないのだけどどうしたら良いか?
4.大学院をやめたい時の親との接し方
5.研究をやる意味がわからない
Contents
1.大学院中退したことに後悔はしていないか
全く後悔していないです。
最初は知人の建築事務所でアルバイトしていましたが、その後は大学院中退したことをうまくブログなどでブランディングして就活したので、むしろプラスに働かせることができました。
なぜかこの質問は必ずされるとも言って良いくらい毎回質問されます。確かに大学院をちゃんと卒業をして就職したらもしかしたら収入とか大企業に勤めることができるかもしれないので、後悔する日がくるかもと思ってしまうかもしれません。
そもそも私は大企業に行きたいという欲が全然なく、今はwebエンジニアとして楽しくやっています。エンジニアの世界は実力で収入が変わってくる世界なので、学歴はほとんど関係がありません。
だから大学院を中退したことに対して負い目を感じる必要がないし、中退してよかったと思えるような行動を毎日続けて行けば問題ありません。
私の場合は毎日のように人に会って自分の価値観を日々アップデートして、新しいことにどんどん挑戦して行動を続けました。
そういったフットワークの軽さは企業に勤めていたら絶対にできなかったことなので大学院を中退したらしたでできることがたくさんあるので自由にできることを楽しめます٩( ‘ω’ )و
2.大学院を中退したあと就活は厳しいのか?
中退すると市場価値的には低くなってしまうのでやはり厳しくはなります。
新卒として就活はできないので既卒・第二新卒向けの就活サイトを使うか、wantedlyを使った就職、情報発信を積極的にしてtwitterなどで就活するのが良いです。
ここで大事なのはエージェントを使うだけが就活ではないということです。
繋がりで入社するという手段が今頻繁に行われているので、情報発信をしているとそこで繋がりができて就職できたりします!
個人的にはプログラミングは絶対に勉強した方が良いです。
思ったより簡単にプログラミングは習得ができるし、プログラミングができたら学歴は関係ありません。
しかも、かなり稼げるのがエンジニアです。
別の記事でプログラミングについてたくさんまとめているのでこちらを参考にして下さい。
3.大学院に行きたくないのだけどどうしたら良いか
精神的に辛くて大学院にいけない人は結構多いです。
まずは自分のメンタル回復を優先させましょう。
自宅にいながら何もしないのが辛いなら、プログラミングの勉強をコツコツやってみるとか何か他にやりたいことがあったらそれをやってみるなどしたらそれが後々仕事に繋がります。
大学院にいけないことに関しては自分を責めすぎてしまいがちですが、大企業に入って合わないと感じてやめてしまう人も今はたくさんいますし、何より自分が一番大事です。
まだ20代で若い青春を過ごしているので、この期間にどれだけ自分がすべきことに投資できるかで30代が決まるので大学院に行きたくなかったら行かないで何か別のことに投資して別の道を探すのが良いでしょう。
4.大学院をやめる時の親との接し方
大学院を中退する時に一番大変なのは親にどう話すかだと思います。
もう大学院生といったら25歳くらいまできているので立派な大人です。
親は基本的にいつでも味方でいてくれる存在なので、なんでも打ち明けてしまうのが良いでしょう。
教授と話すのが辛いという方は親に頼むのが一番良いです。
どちらにしても今辛い状況にいるのなら誰かに相談するのが楽です。
5.研究をやる意味がわからない
研究はめっちゃ大変なわりに社会貢献があまりできないのでなんのためにやっているのかわからなくなってきます。
研究は自分の勉強にはなるのですが、社会貢献にまではなかなか繋がらないのでやっている意味がだんだんわからなくなってきます。
しかもやっていることは結構レベル高いですからね。
研究のやる意味については別の記事でまとめているのでこちらを参考にしてください。
大学院を中退する人は自己否定感が強いのでまずはそこから直そう
大学院を中退しようとする人はかなり真面目な人が多いという印象です。
研究のやる気が出ませんといった全て自分のせいにしようとしまう傾向にあります。
私も大学院を中退する病気していた時に精神的に追い込まれていた時にどうしても自分のせいにしてしまう傾向にありました。
その経験を考えると環境が問題というよりも自分が人間としてできていないから辛くなるというのを感じます。
大切なことはそういった辛い状況に出くわした時に対処法を身につけることです。
そういった辛い状況はこの後も訪れる可能性があります。
その時にどう判断するかをここで学ぶことができたら人間としてさらに成長ができます。
これは、大学院を卒業しろと言っている訳ではなく、「対処法を学ぼう」ということです。
やめてしまうのも一つの対処法です。
辛い状況の時にどこに自分が投資して行動するべきなのかをわかって行うことができれば人生がかなり楽になります。
大学院は卒業するのはめっちゃすごいことです。しかし、大学院に通っている間はビジネスについて学ぶことができないし、仕事も大学院で学んだことを生かす形になって範囲が狭まれます。
もし、今やっている研究分野がどうしてもつまらなかったらその後の仕事も面白くないかもしれません。
それなら絶対に別のことをして違う仕事を探したほうが良いです。
私も昨年までは建築をやっていましたが、結局プログラミングの方が面白いと気づいて方向転換しました。
20代の強みはどんなことに挑戦しても大した失敗にならないことです。
20代ならまずは経験を買うことを大事にして行動するとかなりお得なんですよ。
そうするとやりたいことがどんどん溢れ出てきます٩( ‘ω’ )و
とにかくすぐに行動したら大学院を中退しても人生余裕
まずは行動してみてやりたいことにどんどん手を出してみると、まじで人生余裕で悩むくらいならプログラミング触ってみましょう。
プログラミングは市場価値をあげるだけでなく、大学院にいけるような頭脳を持っていたらプログラミングはめっちゃ面白いと思います。
私は今もプログラミングの勉強を続けていますがそれは全部仕事に繋がるので楽しいです。しかも私の中では趣味で仕事をしている感じです。
時代もこれからどんどんプログラミングができると得をして時代の運に乗れる可能性が高いです。誰でも一度手をつけるべきだと考えています。